ストレッサ― (心の悪魔)

  • 2012.05.17 Thursday
  • 00:24

 スト スト ストレス ストレッサ

 君の心に 住んでいる 

 僕は 悪魔のストレッサ―



 君の心は どんなだろう?

 強いか 弱いか 押してみよう

 心に ストレス感じたかい?



 君の心は おもしろい

 ぼくの思いどうりに へっこむ へっこむ

 ハッハッハ 僕は ストレス ストレッサ―



 君の体は どんなだろう?

 自律神経 副腎ホルモン 免疫機能よ 下がれよ 下がれ

 体に ストレス感じたかい?



 君の体は おもしろい

 ぼくのやりたい放題 傷つく 傷つく

 フッフフ 僕は ストレス ストレッサー



 君の頭は どんなだろう?

 見えてるものは 危険 弊害 損害だけど

 君の心は 耐えれるかい?



 君の頭は おもしろい

 ぼくと勝負さ 悩めよ 悩め

 キッキキ 僕は ストレス ストレッサー 

 

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 山犬

  • 2012.05.15 Tuesday
  • 23:33



      「自然を 駆け抜ける 少年と 山犬たち

              ふたりを 引き裂く 人間の手 ・・・・」




              
 第28話 別れの日


 そこにいるのは 間違いなく 和美である
 
 良太の頭の中は 初めて会った その日から

 今日までの出来事が 走馬灯のように 駆け巡っていた



 「これ 良太君に」

 和美は 紙袋を 差し出した

 良太は 黙って それを 受け取った



 中を のぞいて見ると 真新しい グローブが入っている

 「こ これは ・・・・ 」

 良太は とまどった



 「これは プレゼント ・・・・ 私のこと 忘れないで ・・・・ 」

 彼女は うつむきながら 答えた

 「も もらえない ・・・・ 」



 「だめ ・・・・ もらって ・・・・ 」

 彼女の想いは 強かった

 良太は 黙って 紙袋を 握りしめた



 しばらく 沈黙が つづいた

 「お お父さん ・・・・ 大変だね ・・・・ 」

 良太は 言葉にした



 「お父さん ・・・・ お父さんは 関係ない!」

 彼女の顔色が 変わった

 そして みるみるうちに その目からは 涙が流れた



 彼には どうしていいのか 解らない

 その場にいること自体 つらく 悲しくなった

 「ぼ ぼくは ・・・・ 忘れない ・・・・ 」



 彼女は 涙をふきながら うなずいた

 彼は 黙って 手を差し出した

 彼女は その手を 握ると いつまでも 離さなかった ・・・・・



 


 数日後 噂が 流れた

 和美の一家が 夜逃げしたというのだ

 行き先も告げずに 逃げて行ったと ささやかれた



 さらに 住んでいた家には 

 サラ金の 取り立て屋が 来ていたとのことだ

 良太は 耳をふさいだ と共に 自分の無力さを 感じた



 いずれにしても 真相は 解らない

 良太は 無口だった

 彼の家族も この事に関しては 無口になった



 「リョウちゃーん!大変だーっ!」

 高志が 良太の家に 駆け込んできた

 「ど どうしたんだっ?」



 良太も 玄関に 飛び出した

 「はぁ はぁ はぁ ・・・ や 山犬が ・・・ つ 捕まった ・・・ 」

 彼の声は とぎれとぎれだった



 「や 山犬が どうしたって!」

 良太の声は 語気を増していた

 「山犬が 捕まったんだ ・・・ 罠にかかって ・・・ 殺されたんだ」



 一瞬 言葉を 疑った

 「こ 殺された?」

 良太の全身には 寒気が 走った       (つづく)

 



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 薄紫は恋の色

  • 2012.05.14 Monday
  • 23:55

 五月晴れの青空 地表を埋める 薄紫の花々

 その高貴なたたずまいと かもし出す香りは

 私の心を 奪い去る



 藤の花々は 髪飾り

 和服の似合う あなた
 
 天空から 舞い降りて 私を いざなう



 桔梗の花々は ワンピース

 さりげない 普段着の あなた

 野道に たたずみ 私に 手招く




 紫陽花の花々は レインコート

 曇り空にも 輝く あなた

 水滴のビーズに 私は 戸惑う



 ああ 薄紫の 恋人たちよ

 その香り その花びら その葉の緑に

 私は 変わりない 愛の誓いを この時に 刻む

 


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 森光子

  • 2012.05.13 Sunday
  • 22:59

 森 光子(もり みつこ、本名:村上 美津(むらかみ みつ)、1920年(大正9年)5月9日 - )は、日本女優歌手である。京都府京都市出身。血液型B型。



 京都府立第一高等女学校(現
京都府立鴨沂高等学校)中退。日本俳優連合名誉副会長、フジテレビジョン番組審議委員。国民栄誉賞受賞。


 栄典
勲三等瑞宝章紫綬褒章文化勲章文化功労者東京都名誉都民


 俳優の
嵐寛寿郎従妹である。長らく嵐寛寿郎の姪で1923年生まれだとしていた。芸名は寛寿郎の母(伯母)から、女優の森静子と伯母の旧姓・森端にちなんで「森」、本名の美津より「光子」となった。


  実家は京都・
三条木屋町で割烹旅館『国の家』を経営していたが、後に倒産した。戦前より従兄の嵐寛寿郎のプロダクション(第二次寛プロ)に所属したが、嵐本人が日活に移り寛プロが閉鎖すると、新興キネマ(後の大映)に所属し、娘役として多くの映画に出演した。多くは「狸物(阿波狸合戦伝説に材をとった『阿波狸合戦』を初めとする喜劇映画)」などの喜劇や二線級の映画であり、溝口健二の『祇園の姉妹』のような映画を、と夢見ていた森は失望する。映画監督森一生にプロポーズされ、婚約したがその後解消した。悪評が立ち、居づらくなったため映画女優を引退する。


 戦前から戦後間もなくにかけて大阪を拠点に活動した。終戦後は役者活動に留まらず、進駐軍ジャズなどのアメリカン歌謡を歌うなどの活動も行っていた。そこで森を見染めた日系アメリカ人の米兵からプロポーズを受け、婚約するも芸能界に未練があった森は決まっていた渡米を拒否し、日本に留まった。米兵とは結局婚姻関係を結んでからの破局なのか、それとも婚約のままで終えたのかは明らかになっていない。


 その後もミスワカナ・玉松一郎の慰問団に参加するなど芸能活動を行っていたが、1949年の秋に肺結核と診断され、約3年間芸能活動を休止、京都山科において闘病生活を余儀なくされる(これ以前の1944年戦地慰問先の南京において、肺浸潤を患っている)。この頃、「森光子は死んだ」という噂がまことしやかに流れ、復帰作となった『エンタツちょびひげ漫遊記』で共演した赤木春恵らもそう信じていたらしい。当時すでに結核の特効薬であるストレプトマイシンは発見されていたが、非常に高価であり、病気のため無収入の森には治療を受けることは難しいと思われたが、療養先が知人の縁者であったこともあり、担当医師が闇で仕入れたストレプトマイシンを『モルモット』として森に投与したことで一命を取り留める。その後、ラジオドラマの仕事をしながら、知人の裏千家千宗室(14代淡々斎)夫人の秘書として勤務する。


 
1956年には朝日放送と専属契約を結び、ラジオでは『東西お笑い他流試合』の大阪方の司会を務めて人気を得た。さらにテレビでは、関東地方にもネットされた中田ダイマル・ラケット主演のコメディ『ダイラケのびっくり捕物帖』で、武術に長けた与力の娘役を演じ、関東にもその名を知られることになった。なお、幼少から若手女優の頃は「黒みっちゃん」と呼ばれるほど肌が黒っぽかった肌が年齢を重ねるにつれ白くなっていった(これはマイケル・ジャクソンと同じ尋常性白斑という皮膚病のせいである)。


 1958年菊田一夫に誘われて芸術座の舞台を踏んだのがきっかけで、翌1959年には東京に活動拠点を移す。同年ラジオ東京のプロデューサーで演出家の岡本愛彦と結婚(のちに離婚)。結婚当時、相手が5歳下だったこともあり、森本人は3歳サバを読んで36歳ということにしていた。作家の水上勉とも噂があった。


 1961年、恩師である菊田の脚本による芸術座公演『放浪記』にて主役の林芙美子役を好演。以後、現在まで公演回数2000回以上を数える森の代表作となると共に、それまで脇役であった森が主演女優への階段を上るきっかけとなった。


 『東芝日曜劇場天国の父ちゃんこんにちは』(TBS、1966年 - 1974年)、時間ですよ』(TBS、1970年 - 1973年、以後シリーズ化)、『土曜グランド劇場2丁目3番地』(日本テレビ、1971年)、『銀座わが町』(NHK、1973)、『かくれんぼ』(日本テレビ、1981年)等数多くのテレビドラマにも出演。山岡久乃京塚昌子等とともに日本を代表する「お母さん」女優としてその人気を不動のものとする。1974年 - 1988年までの14年間にわたり、フジテレビの看板ワイドショー番組『3時のあなた』のメイン司会も担当し、これもまた森の代表的な仕事の一つに数えられている。さらには大阪でのコメディ経験を生かし、ザ・ドリフターズとのコント番組にも長年出演する等、芸域の広さを視聴者に知らしめた。


 『花吹雪はしご一家』(TBS、1975年 - 1976年)で母子役として共演した西城秀樹から「東京のお母さん」と呼ばれて親しまれ、西城のコンサートにはよくゲスト出演していた。またジャニーズの大ファンで、特に東山紀之ととても仲が良く、森の右手を握れる男性は東山だけである。「絶叫コースターに挑戦したい」と言い、テレビ番組の企画で実際にコースターに乗ったこともある。当時80歳、同乗相手は長瀬智也


 大橋巨泉司会の人気番組だった『クイズダービー』『世界まるごとHOWマッチ!!』にも、度々ゲスト解答者として出場していた。『クイズダービー』に、森が出場者側(ギャンブラー席)として出演した時(第684回、1989年4月8日放送分)のエピソードである。CM明けの6問目、初代2枠レギュラー解答者だった五月みどりの曲「恋する蝶ちょ」の歌詞問題で、正解が「男にとまれ」(解答者5人は全員不正解)と司会の巨泉が発表した。森は「私は…もしかしたらあの、『ホテルにとまれ』かと思った」とドッキリ発言をしている。この森の発言には解答者全員のみならず、出場者として出演していたタレントらも大爆笑、巨泉からも「それは過激すぎますよ!」と笑われた。


 
1984年11月、紫綬褒章を授与される。この時、3歳の年齢サバ読みがはからずも発覚するが、当時のマスコミの論調は好意的だった。


 1992年11月、勲三等瑞宝章を授与される。この頃から体力の衰えを実感し、当時野茂英雄が通っていたジムへ行きトレーナーへ指示を仰ぎ肉体改造に着手。毎日欠かさず150回(朝75回、夜75回)のスクワット(実際には、スクワットというよりも軽めの屈伸運動に近いものである)を行いエアロバイクを漕ぐなど筋力強化に励んだ。こうして、80代に入ってもなお、若々しい容貌と機知に富んだコメントで、幅広い世代に親しまれ続けた。


 2005年11月、文化勲章を授与される。女優からの勲章受章者は山田五十鈴以来2人目(杉村春子は辞退)。森はこれ以前の数年は、もしやの親授式に備えて文化の日には予定を入れなかったという。



 2008年、『放浪記』の舞台でそれまで行なっていたでんぐり返しをとりやめ、万歳三唱にした。でんぐり返しの封印と言われている。この年に唯一存命の肉親であり、長年マネージャーを務めた実妹が死去。そのショックは大きく、本人は喪に伏し(発覚したのは翌年の放浪記公演前だった)、気丈に振舞うもあきらかに衰弱した姿が見られるようになり、多数の週刊誌に「森光子の老い」と記事にされるなど、翌2009年の放浪記の公演はおろか森の生命すら危ぶまれる状態にあった。親交が深い和田アキ子は森に「森っち、もうええやん。これまでずっと頑張ったやん」と降板するように進言したという。しかし、森は「お客様が待ってる」「私の生きがいだから」とそれを拒絶した。


 2009年1月、初の著書『女優森光子 大正・昭和・平成 -八十八年激動の軌跡-』を出版。懸念された健康状態も年明け頃から徐々に立ち直り、無事公演は行われ、5月9日の誕生日には『放浪記』上演2000回を迎えた。また、5月11日には河村建夫内閣官房長官より森に国民栄誉賞を授与する方針が表明され、5月29日に正式決定し、7月1日に授与された。これは俳優では初の生前授与である。11月にはマキノノゾミ演出の舞台『晩秋』に出演、振袖姿で歌を披露するシーンもこなした。


 引き続き2010年1〜2月にかけて舞台『新春 人生革命』に出演、滝沢秀明との共演が話題となったが、2月26日には体力を不安視する主治医の勧めもあり、同年5月から6月に東京で行われる予定だった『放浪記』の中止が発表された。





 以後は各種のイベントや芸能関係者の訃報・慶事に対し本人名義のコメントを寄せているが(
2012年上演の舞台女たちの忠臣蔵ではナレーターとして名を連ねているが、過去上演の際に録音されたもの)、現在のところ、女優としての活動は『人生革命』が最後であり、同年8月放送(収録は7月)のNHKドキュメンタリー「“わらわ隊”の戦争」以降は表舞台に姿を見せていない。


 時間ですよ森光子、『ありがとう』山岡久乃、『肝っ玉かあさん』の京塚昌子、日本を代表するお母さん像であると共に、忘れてはならない日本の家族の光景でもある。

 
 

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 山犬

  • 2012.05.12 Saturday
  • 23:26


     「自然を 駆け抜ける 少年と 山犬たち

              ふたりを 引き裂く 人間の手 ・・・・」




              
 第27話 罠


 山の空気も 肌寒さを 増し

 冬の訪れを 感じさせた

 それは 良太たちの生活にも 厳しさを教えた



 いつものように 良太と高志は 通学路を急いだ

 「リョウちゃん 和美ちゃん いつ引っ越すの?」

 無神経な高志の質問だった



 「さあ ・・・・ 」

 そっけない返事をした

 「リョウちゃん 和美ちゃんのお父さんのこと 聞いた?」



 「いや ・・・・ 」

 「和美ちゃんのお父さんの会社 倒産したんだって」

 初めて聞く 話だった



 「それで 転校するんだよねぇ ・・・・ 」

 高志も少しは 悲しそうだ

 「どこに 引っ越すんだろう?」



 「さあ ・・・・ 」

 実際 良太は 何も知らない

 会社の倒産が どれほど家族にも影響するかも 解らなかった



 昼の休憩に 隣の教室を のぞいて見た

 やはり 和美の姿は 見当たらなかった

 良太は しばらく かたまった



 「よう! 山根」

 後ろから 声がした

 いつかの 3人組みの ひとりだ



 良太は 黙っていた

 「おまえ 知ってるか?」

 「 ・・・・・・・・・ 」



 「もうすぐ 山犬狩りが 始まるんだぜ」

 「えっ ・・・・ な なんだって」

 「人を 襲うような山犬は 危険だからね!」



 ヤツは ニヤニヤしている

 「リュウジの父さん 町会議員なのは 知ってるだろ?」

 リュウジとは 3人組の リーダー格だ



 「へっ へっ へっ また呼んでくれよ みんなの前で」

 ヤツは 誇らしげだ

 良太の胸の中は 激しい突風が 吹き荒れた



 それでも ヤツのことは 無視していた

 「まっ こんど会う時が 楽しみだなっ」

 それだけ 言い残すと ヤツはその場を立ち去った



 良太は 大きく 深呼吸をすると

 急に あわてて 教室に戻った

 何ということはないが ただ じっとして入られなかった



 その日の授業は 全くといっていいほど 頭に入らなかった

 ただ ただ 帰り道を 急いだ

 誰かに確認するまでは 気が収まらなかった



 家に着くと まず 人を探した

 誰も いない

 となりへ 駆け込んだ



 「やあ リョウちゃん!」

 何も知らない高志は ニコニコしている

 「おじさんは? おばさんはいる?」



 「どうしたのさぁ こわい顔してるよ?」

 高志は 少し驚いたようだ

 「寄りあいみたいだよ」



 高志は 何も 疑問は持っていない

 ただ いつもと違う 良太の様子に

 何か あったことだけは 気づいた



 とりあえず 大人が戻るまでは 何もできない

 良太は 黙って 高志の家を出た

 その瞬間 彼の動きが止まった



 そこには 和美が立っていたのだ ・・・・・   (つづく)


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 ブログ通信簿

  • 2012.05.11 Friday
  • 23:06

 ☆ 大切なブロ友である  マーブルさん ご紹介の「ブログ通信簿」やってみました!




 ・ ひぇ〜! 「性別不詳」???

 ・ ひゃ〜! ブログ年齢 10才??? 小学4年生???

 ・ 気楽度 1 は ツラ〜イ! もっと気楽にしよーっと (笑)

 ・ 詩人を目指しましょう! ハーイ♪ 目指してま〜す☆


 ※ マーブルさんのブログ  http://fanblogs.jp/riri511/archive/637/0



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 哀愁

  • 2012.05.10 Thursday
  • 23:44

 おお マイラ  愛しのマイラ

 君はなぜ ぼくの前から 消えたのだ



 奇跡のような ふたりの 出会い

 神の巡りあわせ あれは 夢ではなかったはずだ



 理不尽な戦争が ふたりの間を 裂いたのか

 ああ 違う そうじゃない 君の心ではない



 君は 純粋だ あまりに 純粋だ

 僕の 死の誤報を 君は 受け入れた



 受け入れた上で 生きると決めた

 それは あまりにも 辛すぎる 覚悟



 ああ 許してほしい 僕を 許せ

 なぜ 生きてることを 伝えれなかったのか



 君は 絶望のどん底に 落ち

 生きるためには 手段を 選ばなかった



 それは 女性としての 尊厳を 捨てるもの

 時代の流れとは言え 生ける屍だ



 おお マイラ 愛しのマイラ

 君の姿は 霧のように 消え去った


 おお マイラ 狂おしい その言葉は

 生涯 僕を 虜にする ・・・・・ 




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山犬

  • 2012.05.09 Wednesday
  • 23:38

    「自然を 駆け抜ける 少年と 山犬たち

              ふたりを 引き裂く 人間の手 ・・・・」




              
 第26話 真実



 静かに忍び寄る その足音は

 不安を募らせるだけでなく 時として

 人の心までも 破壊しかねない



 良太は いても立ってもいられなかった

 「母さん! 山本さんまで 行って来る!」

 彼は 家を飛び出した



 急に静まり返った 家の中で

 良江は ただただ 家族の安全を願った

 それは 母として 動物として 当然の母性であった



 良太は 走った ひたすら 走った

 自分の目で 真実を 確かめるまでは

 何も 信じたくなかった



 山本養鶏所に着いた時には 

 彼の呼吸は Maxに 近かった

 その場に しゃがみ込みそうになりながら 歩いた



 玄関まで 何とか たどり着くと 中をのぞき込んだ

 「ご ごめん ください ・・・ 」

 声を 絞り出した



 「はーい!」

 奥から 女性の声がした

 しばらくして 山本のおばさんが 出て来た



 「あら? 良ちゃん どうしたの?」

 「 ・・・・・・・・ 」

 「タマゴ?」

 「 ・・・・・・・・ 」



 良太は 呼吸を整えるのに 必死だった

 「あの あの お おじさんは ・・・・ 」

 やっとのことで 返事が出来た



 「あっ おじさん? おじさんは 村の寄合なの ・・・ 」

 おばさんは 残念そうに 答えた

 答えながら 良太のそばによると 背中をさすってくれた



 「お おばさん ・・・・ 」

 「なに?」

 「や 山犬が ニワトリを 襲ったの?」



 「そ そーねぇ ・・・・ 私が 見たわけじゃないの」

 おばさんは すまなそうに言った

 「じゃあ ・・・・ だ だれが 見たの?」



 「そう ・・・・ おじさんも 見てないの ・・・・ 」

 「 ・・・・・・・ 」

 「近所の人が ・・・・・ 見たって」



 「じゃぁ ど どうして 山犬だって ・・・・ 」

 良太の呼吸も 整ってきた

 と共に ほんとに山犬が襲ったのか 疑問に思った



 「近所の人は 山犬を 見たの?」

 彼は 素直に 聞いた

 「う うん ・・・・ 山犬だろうって」



 「だろうって ・・・・ 」

 良太は 少し 腹が立ってきた

 大きく 息をすると おばさんの顔を 見つめた



 おばさんも 気まずそうだ

 「良ちゃん ちょっと待って」

 そう言うと 家の奥へと 入って行った



 しばらくすると 紙袋をひとつ持って

 彼女が 出て来た

 「これ 持ってって 栗拾ってきたの」



 「あ ありがとう ・・・・ 」

 良太は 戸惑いながらも 紙袋を手にした

 「もう 日が暮れるから 気を付けて 帰ってね」



 良太は ペコリと おじぎをすると

 トボトボと 歩き出した

 行きの勢いは すっかり 失せてしまった



 どこからか カラスの鳴き声が 聞こえてくる

 見る見るうちに あたりは 薄暗くなってきた

 良太は 自然と足早になった それは まるで誰かに 追われるようだった  (つづく) 

  



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 ヴィヴィアン・リー

  • 2012.05.08 Tuesday
  • 23:31

 ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh、1913年11月5日 - 1967年7月8日)は、イギリス女優



 
インドダージリン出身。本名は、ヴィヴィアン・メアリー・ハートリー(Vivian Mary Hartley)。リーの父はイギリス人の株の仲買人で、母のガートルードの祖父のジョン・ヤグジーはアルメニア系、祖母はアイルランド人であり、彼女の黒髪と青い目とエキゾチックな美貌は母親譲りである。リーは上流階級の教育を受けさせたいという両親の希望で、6歳でローハンプトンのセイクレッド・ハート修道院に入所させられ、そこで後の女優仲間となるモーリン・オサリヴァンと出会う。その後、彼女は王立演劇芸術アカデミーを卒業した。


 彼女は1932年にケンブリッジ大卒で13歳年上の法廷弁護士ハーバート・リー・ホルマンと結婚し、彼らの間には1933年に娘のスーザンが生まれたが、リーは女優として大成功することしか考えておらず、娘の養育には殆ど興味を示さなかった。ホルマンは彼女との結婚の間、彼女のマネージャーもしていたが、夫としての本音は女優を引退し家庭的な主婦になってもらうことだった。しかしそれは上昇志向が誰より強く野心のかたまりのリーには無理な注文だった。



 女優としてのリーの経歴は、舞台演劇から始まった。彼女の初出演作は『緑の飾り帯 The Green Sash』であり、彼女をスターダムに押し上げた作品は『美徳の仮面 Mask of Virtue』であった。1935年に彼女は初めて映画『探しだされるもの』に出演した。しかしながら彼女の最も有名な出演作は1939年の『風と共に去りぬ』であった。彼女はハリウッドに進出したイギリスの男優ローレンス・オリヴィエを追って渡米していた。ヒロインの決まらぬまま、撮影所ではアトランタ炎上のシーンが撮影されていた。その場でプロデューサーのデヴィッド・O・セルズニックに「スカーレットがそこにいた!」と見いだされたという有名な逸話があるが、セルズニックの息子の証言によると、それはハリウッドによくある宣伝用の作り話で、実際は撮影の2日前、当時オリヴィエのマネージャーを務めていた彼の兄のマイロンに紹介でカメラテストを受けた結果、リーはスカーレットのオーディションに合格していた。そして彼女は主演・スカーレット・オハラ役でアカデミー主演女優賞を受賞した。


 1940年にリーはホルマンと離婚し、オリヴィエと再婚した。オリヴィエとの出会いは1935年に、彼の舞台での勇姿を見たリーが彼に一目ぼれをしたのがきっかけだが、彼女はオリヴィエを自分に振り向かせるために、オリヴィエ夫妻の出入り先を調べてそこへ偶然を装って押しかけて知人同士になり、次に彼の好みや性格を良く知っている妻のジル・エズモンドにも近づき友人となり彼女を手なづけるなど、オリヴィエの愛人の地位を得るための手段を選ばなかった。そしてその交際は次第にエスカレートし人目をはばかることなく行われたが、当時オリヴィエの妻であった女優のジル・エズモンドは妊娠していた。ジルは後に男児を出産。しかし彼女もリーが人並み外れた野心的な性格を持ちながらも、その反面あまりにも美しくチャーミングな性格にも魅了されていた面もあり、レズビアンのジルは夫婦の仲を引き裂いた彼女に怒りをぶつけることはなかった。



 1944年に彼女は左肺が結核に感染していると診断された。病気にもかかわらず彼女はソーントン・ワイルダー作の舞台『危機をのがれて Skin of Our Teeth』や、1946年には映画『シーザーとクレオパトラ』に出演したが、それは彼女の結核を悪化させる原因となった。そしてこの映画の撮影中に転倒してオリヴィエとの子供を流産をした。また、サー(Sir)の称号を得た、オリヴィエという偉大な俳優を夫に持った故に、同じく俳優として大成したい、オリヴィエの配偶者としてのレディー(Lady)の尊称ではなく、彼と同等に、女性の称号デイム(Dame)が欲しいという願望に、引き裂かれた。1951年に彼女は映画『欲望という名の電車』でのブランチ・デュボワ役で2度目のアカデミー賞を受賞した。



 1960年代の初めに彼女は二度流産し、結核で体力も衰えていた。さらに彼女は双極性障害に暫くの間悩まされた。双極性障害は彼女の快復の障害の大きな要因と考えられた。彼女は普段は礼儀正しく温和であったが、躁病のときはヒステリーを起こし意味不明な言動で周りを振り回したり、暴言を吐いて暴れることが度重なり(映画巨象の道の強制降板は、このヒステリー発作が出たため)、また性的関係が乱脈になり手がつけられない状態になり(ゴシップとして騒がれた例はオリヴィエの後輩俳優のピーター・フィンチとの浮気など)夫婦関係がすっかり破綻してしまい、オリヴィエが家を出てしまい、1960年に彼女とオリヴィエは合意の上離婚した。「レディー・オリヴィエは、オリヴィエのためなら何でもしてあげます。」と、離婚に同意したという。彼女は後に恋人の俳優ジョン・メリヴェールと同居している間でさえ、周りの人たちに離婚前と同様に自分をレディ・オリヴィエと呼ぶように頼み、ベッドサイドのテーブルに額に入ったオリヴィエの写真を飾っていた。


 二度目の結婚のせいで、ホルマンと娘スーザンを捨てたかたちになっていたが、彼女は二人と連絡を取り合っていた。スーザンが初めて出産したとき、祖母になった彼女は、生まれて間もない孫を抱くことができた。女優のジュリエット・ミルズの名付け親である。他に素晴らしい孫3人にも恵まれた。またオリヴィエの先妻ジルとの関係が良好だったので、彼らとの間の息子とも親しく交際していた。


 リーは慢性的な結核の末、1967年にロンドンの自宅アパートで喀血によって気管を詰まらせて死去した。葬儀委員長は前夫のオリヴィエが務め、生前のヴィヴィアンの希望通り遺体は火葬され、遺灰はロンドンサセックス、ブラックボーイズの近くにあるティッカレジ・ミル湖にまかれた。


 リーはその生涯をイギリスで閉じたが、ハリウッドの人々は彼女の女優としての功績を称え、ハリウッド大通り6773番地のハリウッド名声の歩道に、彼女の名を刻んだ星型のタイルを埋め込んだ。


 『風と共に去りぬ』は、南北アメリカの独立を描いただけでなく、当時の男女の独立も描いている。彼女が演じたスカーレット・オハラは、まさにその象徴といってよい。



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フロム・ヘル (切り裂きジャックの秘密)

  • 2012.05.07 Monday
  • 23:53

 王家の王子が 恋をした 

 それは 許されぬ恋

 一夜を 共にした 娼婦との恋 ・・・・



 戻れば よかった 速く 戻れば

 彼は 道を 間違えた

 娼婦と 生きる道を 選んだ



 子供が 生まれた 女の子だ

 名前は アリス 可愛い子だ

 しかし 王家にとっては 消し去らねばならない事実



 しかも 王子は 病気に かかった

 命も 危ぶまれる 病気だ

 王家の 主治医は フリーメイソンの一員



 彼らは 復讐を 企てた

 王家の名を 汚した者への復讐だ

 相手は 名もない 娼婦たち



 ひとり また ひとりと

 喉を 切り裂き 内臓を えぐり出す

 いわゆる 切り裂きジャックの 誕生だ



 復讐の叫びは 狂喜と変わり

 彼の医学者としての プライドに変わった

 単なる 殺人では 満足できなくなった



 彼の行動は エスカレートした

 常軌を逸していると 言っていい

 ついに 心臓を 取り出し 暖炉の鍋に 入れた



 最後の娼婦を殺し 復讐が終わったとき

 彼の行動と知性は 神に召され

 記憶を奪われた老人となって 牢獄につながれたのだ ・・・・

 


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