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    • 2016.04.04 Monday
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     自然界平和会議

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                                              最終話 未来への誓い


       
      えーっと わたし アリサです

       なんとか 自然界平和会議 参加できました

       最後 会場の外には マー君のお父さんなのか

       警察の人が 来てたみたいだけど

       ジャンのおかげで うまく見つからずに 出られました




       明日で 夏休みも 終わりです

       今年の夏休みは きっと 忘れられないと思います

       だって そうですよ

       こんな体験 するなんて ・・・・



       でも 動物たちの気持ちが 解りました っていうか

       びっくりしました ・・・・

       動物園の動物の気持ち 知りませんでした




       もっと 驚いたのは 自然界の法則です

       じゃくにくきょうしょく って 知らなくて ・・・・

       食べられることで 自然界のバランスが 保たれてるなんて

       それで 人間だけが だれにも食べられない ・・・・



       ウシさんや ブタさんに 感謝しないと ・・・・

       自分も だれかに 食べられると思ったら こわいよね



       ペットの イヌや ネコも 大切にしてあげないと ・・・・

       でも 今回は 我が家のラッキーに 助けられちゃった

       やっぱり 動物とは 仲良くしないとね




       ああ これから どうしたらいいんだろ ・・・・

       みんなの前で 約束しちゃったもんね

       どうやって 地球を 守るの ・・・・



       ひとりじゃ 何にもできないよね ・・・・

       そうだ まずは みんなに話そう!

       ひとりでも 多くの 仲間をつくろう!



       ねえ このわたしの話を 最後まで聞いてくれた あなた

       あなたも 仲間だよ 地球を 守ろ

       一緒にだよ お願い

       約束だよ!             (おわり)


       
        ※ 長い間 ご声援ありがとうございました!
       


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       自然界平和会議

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                                                第15話 長老の願い


         「私たちは 人類を 守らなくてはならない!」

          長老である 彼の声は 威厳をもって 場内に響いた

          なおも 言葉は つづいた

         「なぜなら 我々を取り巻く環境は 人類と争ってる場合ではないところまで 追い込まれて

         いる ・・・ 地球温暖化 大気汚染 異常気象 地震 洪水 ・・・ 我々の生活圏は 脅か

         されている ・・・・ 」

          長老は 天を仰いだ

          場内は 静まり返ったままだ




          議場内は 彼の 次の言葉を 待った

         「 ・・・・ この緊急事態を乗り越えるには 人間の力が 必要なのだ ・・・・ 争っていては

         ダメなのだ ・・・・ ここに集った 我々が 人間と 手を取り合って この難局を 乗り切ら

         なくてはならない ・・・・ この地球を 守らなくてはならない!」

          彼の言葉の 一言一言には 力がこもっていた

          およそ この会議に 集まったものたちは 自然環境の破壊には敏感になっていた



         「人間を どう 信じるんだ?」

          キツネが 問うた

         「そうだ!信じれるものか!」

          ハイエナも 吠えた

         「そうだ!そうだ!」

          反対派も 騒ぎだした



         「諸君!静かにしたまえ!」

          長老は 動じなかった 彼は続けた

         「我々が 信じなくてはいけないのは 今の人類ではない! 未来の人類だ! 

         今 ここにいる アリサを代表とする 子供たちだ!」

          彼の話は 自信に満ちていた 彼は アリサに そばに来るよう促した

         「この子どもたちには 限りなく広がる 未来がある!今 我々が迎えようとしている

         地球の危機を 救ってくれる希望がある! 我々には この子どもたちと 手を携え

         この地球を守る 義務がある!」

          議場内に 割れんばかりの歓声が 起こった

          長老は アリサの手を取ると その肩に乗せた

          アリサは びっくりしたものの 何だか 気持ちよかった

          場内の拍手喝采は しばらく止むことがなかった



          長老は アリサを肩から降ろすと 彼女に何か 耳打ちした

          アリサは 今一度 壇上の真ん中に 立った

         「みなさん ・・・ わたしは ・・・ わたしは みなさんが大好きです!

         みなさんと一緒に この地球を守ることを 誓います!」

          アリサの声は 場内にとどろきわたった



         「みなさん! ご静粛に!」

          議長の声だ

         「ここで 採決を 取りたいと思います! 人類の代表である子供たちと 手を取り 

         私たちの住む地球環境を守ることに 賛成の者の 起立を求めます!」

          多くの動物たちが 起立をした 賛成多数である

         「起立多数であります! よって 地球の環境を守るために 人類と協力していくことを

         決議いたします!」

          議長の声は 今議会の終了をも 告げた


          

          自然界平和会議は 散会となった
         
          反対派の動物たちも アリサのもとにやって来た

          彼女は ちょっと 怖かったものの 笑顔で対応した

         「頼むぞ! 信じてるからな 」

          ハイエナが 言った

         「おれも 協力するぜ!」

          キツネも 笑顔を見せた

         「は はい! お お願いします!」

          戸惑いながらも アリサは 答えた



          その時 議場の出口の方で 声がした

         「おーい! みんな気をつけろーっ! 外に人間がいるぞー!」

          ジャンの声だった                   (つづく)  


         
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                                                  第14話 守りたい!


           議場に 集まったものたちの 視線が 一点に集まった

           もちろん 一匹の ヨークシャテリアである

           アリサの家の ラッキーだ



            彼が 壇上に上がると ジャンは席を ゆずった

            ラッキーは 静かに 口を開いた

           「みなさん 私は 人類代表の アリサさんの家で暮らす ラッキーといいます ・・・・ 」

           「おい おい ヤラセかぁ!」

            呆れたように キツネが 言った

           「そうだ そうだ!ヤラセだーっ!」

            場内が 呼応した



           「静粛に!静粛に!」

            議長が 叫んだ

            場内が 静まるのを待つようにして ラッキーは続けた

           「私は アリサさんと とても 幸せに 暮らしています ・・・ それは アリサさんには

           動物の気持ちが 解るからです」

            場内は また ざわついた

            ラッキーは つづけた

           「大切なのは 相手の気持ちが 解るかどうかです 人間も 私たちも 同じ動物です

           お互いに 相手の事を 思ったとき 必ず 平和に暮らせるはずです!」

            彼の姿が 大きく見えた

           「人間は 私たち犬族だけでなく 多くの生き物と 友好的です ・・・ そして 絶滅の

            危機にある 多くの仲間たちも 救ってくれました!」

           「そうだ!そうだ!」

            賛同の声をあげたのは 鳥類代表の トキである



           場内は 異様な雰囲気に 包まれていた

           人類に対する 「賛成派」と「反対派」に 分かれていた

           「採決を 求める!」

            ハイエナが 吠えた

           「そうだ!採決だ!」

            キツネも 呼応した

           「人類を 許すな!」

           「許すな!」

            場内に 反対派の声が こだました



            壇上のアリサとラッキーは どうする事もできなかった

           「人類を 守れ!」

            賛成派も 声をあげた

           「守れ!人類を守れ!」

            強力な声も 沸き起こった



           「静粛に!静粛に!」

            議長である ライオンが 吠えた

           「それでは ここで 採決に ・・・・ 」

            その時だ 議長の声を さえぎるように 手が上がった

           「議長!」

            みなの視線が その声の先に 集まった

            声の主は 長老である オラウータンだ



           おごそかな 風貌には 長老としての 威厳があった

           彼は 落ち着いた 足取りで 壇上に向かった

           壇上にいた ラッキーは 大きくお辞儀をすると 席を譲った

           アリサも 見よう見まねで 大きく お辞儀をした



           壇上で 聴衆に向かった 長老の第一声である

           「私は 守りたい!」                  (つづく)




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                                                    第13話 私はアリサ!


             議場内は ざわついていた

             みなが アリサの次の言葉を 待ってるようでもあった



             「わ わたしの名前は アリサです ・・・・ 」

              彼女が 口を開いた

              キツネと ハイエナが 何やら 耳打ちをしている



             「わ わたしは 家で 犬と一緒に 暮らしてます ・・・・ 」

              彼女は チラチラと ラッキーの姿を 捜した

              しかし さっきの席に その姿は 見えなかった



             「散歩も します ・・・ 食事も します ・・・ テレビも 見ます ・・・ 」

              アリサは 何をしゃべっていいのか わからなかった

              次々と 出て来るのは ラッキーとの 思い出話だ



              業を煮やしたように キツネが 声を出した

             「そんな話は 聞きたくない!おまえが 人類代表として 何をするかだ!」

             「そうだ!そうだ!」

              場内は 再び ざわめきだした



             「静粛に!」

              議長が いさめた

              アリサは どうしていいか解らず ジャンを見た



             「議長!」

              ジャンは 手をあげた

             「発言を 許します」

              議長の声に ジャンは アリサの隣に 立った



             「みなさん!確かに 今まで この議場に立った 大人の人間たちは 私たちとの約束を

             守りませんでした!」

              ジャンは はっきりとした声で 言った

             「そうだ!そうだ!」

              賛同の声が 上がった



              彼は 続ける

             「これまで 大人の人間たちとの約束で 動物園も ペットになることも 動物と人間の

             友好のために 認めて来ました ・・・ 自然界の法則を 破ることになる とはいえ

             人間の食料となることも よしと しました ・・・ 」

              ジャンは 少し 声を詰まらせた

             「 ・・・・ 多くの 仲間の 犠牲の中で ・・・・ なんとか 今日まで ・・・・ 自然界の

             バランスを 保って きたのです!」

              彼の話に 多くの仲間たちが 耳を傾けた



             「しかし ・・・ ここに来て ・・・ みなさんが言う様に 人間の横暴には 許せないものが

             あります!」

             「その通りだ!」

              ハイエナが 答えた

              ジャンは つづけた

             「そこで 私は 考えました ・・・ もう 大人の人間は 信用できない と ・・・ そこで

             今議会には 人間の子供である アリサを 代表として 連れて来たのです!」

              彼は そう言うと アリサの手を 高々と上げた

              場内からは 一斉に ブーイングが 起こった



             「人間の子供に 何ができる!」

              キツネが叫んだ

             「そうだ!そうだ!」

             「子供だって 同じ人間だ!」


              ハイエナも 叫んだ

             「その通りだ!」

              場内は 再び 騒然となります



             「議長!」

              そのとき 一匹のヨークシャテリアが 手をあげました

              ラッキーです!            (つづく)
              

             

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                                                      第12話 人類代表


               場内は 騒然となった

               議長も あまりの声に 言葉を出す機会を 失っていた



               その時だ

               「議長 議長! 発言を求めます」

                ジャンである

               「発言を 許します」

                議長の声にも キツネは 壇上から 降りようとしません



               壇上には キツネとウサギが 並んだ

                ジャンは そんなことは おかまいなしで 話し出した

               「みなさん! 落ち着いて 聞いて下さい ・・・・ この会議が この何十年の間

               続いて来たのは 人間と動物の代表が お互いに 意見を述べ合い 協調して

               共通の課題をみつけ 努力をしてきたからです!」

                ジャンの堂々とした姿に キツネは すごすごと壇上を おりた

                彼は つづけた

               「この会議の目的は 人間と動物が どうしたら平和に暮らせるかを お互いの意見を

               述べて 話し合うことです その意味からも ここで 人類代表の発言を 求めます!」

                そう言って ジャンは アリサを見た

                アリサは 黙って 首を振っていた



               「発言を 許します!」

                議長の声が 響いた

                アリサは 足がすくんで 動けない

               「今までの 人間は うそつきだ!」

                キツネが叫んだ

               「そうだ!うそつきだ!」

                場内が 呼応した

               「この議会で 話した人間は 約束を守ってない!」

                ハイエナが 言った

               「そうだ!守ってない!」

                場内が 答えた



               「人類代表の 登壇を 求める!」

                議長が 場内を 制した

                ジャックは 壇上を降りて アリサのそばにいった

               「アリサ 行くんだ」

                ジャックは 彼女の背中を 押した

               「わ た た た ・・・ し し し ・・・・ 」

                声にならない声を 発しながら 壇上に向かった

                ジャックは すぐそばに いた

               「おい おい なんだ!子供じゃないか!」

                ハイエナが 叫んだ

               「こどもだ!こどもだ!」

                場内も どよめいた

               「子どもは 帰れ!」

                キツネも 叫んだ

               「そうだ!帰れ!帰れ!」

               「帰れ!帰れ!帰れ!」

                場内には 帰れコールが 巻き起こった



               「静かに!静粛に!」

                議長が 一括した

                アリサは 壇上で 震えが止まらなかった

               「アリサ アリサ 話すんだ」

                となりで ジャックが ささやいた



               「あ あの ・・・・ あの ・・・・ 」

                アリサも声が 出てこない

               「あの ・・・・ あの わたしは ・・・・ わたしは 動物が 好きです!」

                やっとの思いで 彼女は 気持ちを 出した

                場内は 冷ややかな ヤジと ブーイングに 包まれた       (つづく)

                

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                                                        第11話 人間と動物


                 議場は 議長の一声で 静まった

                 彼は みなの心を 汲み取るように

                 あたりを 見渡した



                 「次に ペットと呼ばれ 人間と友好関係を結ぶものの 発言を許す」
                 
                  議長に促されるようにして 一匹の柴犬が 壇上に向かった

                 「裏切り者ーっ!」

                  どこからか ヤジが飛んだ



                 「わ わたしは 長年 人間と一緒に 暮らしてきました ・・・・ 」

                  遠慮がちの 柴犬の声だ

                 「人間は わたしを 家族の一人として 迎えてくれ 愛情を注いでくれました わたしも

                 その愛情に答えようと 人間と仲良くしました」

                  少し 落ち着いて来たようです

                 「わたしは 動物と人間は 仲良くできると 思います ・・・・ 同じ 動物です ・・・・ 

                 解り合えるはずです ・・・・ 心は通じます」

                  キッパリと 柴犬は 発言した

                 「うそ いうなーっ!」

                  また キツネだ



                 「議長!」

                  別の犬が 手をあげた

                 「発言を 許します」

                  見るからに みすぼらしい姿の彼は とぼとぼと 壇上へと上がった

                 「えー わしは 野良犬と 呼ばれてます ・・・・ 好きで 野良になったんじゃありません

                 わしは 捨てられたんです ・・・・ あるとき 人間の都合で ・・・・ 」

                  言葉に 詰まったようだ

                 「がんばれーっ!」

                  声援が 飛んだ

                 「わしらの仲間の多くは 毎日 逃げ歩き ・・・・ 捕まったものは ・・・・ 保健所へ

                 連れられて 行き ・・・・ 動物園の猛獣のえさになるものも ・・・・ また その多くは

                 保健所で ・・・・ 殺処分されるのを 待つだけ ・・・・ 」

                  それだけ言うと 老犬は 壇上を 降りた



                 次に 上がったのは 猫である

                 さっきから 身の縮むおもいで 聞いていたのは アリサである

                 このまま 自分は 食べられてしまうのではないかと ひやひやしていた



                 ところがだ 壇上に上がった 猫に 見覚えがある

                 「ジ ジャム?」

                 彼女は 小さくだが 思わず 声を出した



                 もちろん その声には だれも気付かない

                 (ひょっとして ラッキーも 来てるのかしら?)

                 アリサは あたりを 見回してみた



                 一匹の ヨークシャテリアが 目についた

                 (げっ ラ ラッキー!)

                 なんだか 急に 落ち着かなく なった

                 (ラ ラッキーのヤツ 何か しゃべる気かしら?)



                  そんな アリサの不安をよそに ジャムが しゃべりだした

                 「わたしたち猫は 人間と住んでも 自由に外へも でかけます」

                  アリサには ジャムの声が よく聞こえません

                 「外には たくさんの野良猫たちが います ・・・・ 動物を飼っていない 人間も

                 この 野良猫たちにエサを 与えます ・・・・ エサをもらった猫たちが だんだんと

                 集まってきます 集まった猫同士が 仲良くなり 子どもを産みます ・・・・ すると

                 さらに 野良猫たちは 増えていきます」

                  アリサも 少し落ち着いて ジャムの話が 聞こえるようになりました



                  ジャムが さらに つづけます

                 「人間は 自分たちが エサを与えたことで 増えてしまった 野良猫に対して 環境に

                 よくないからと言って 保健所を 呼びます ・・・・ そして 仲間の猫たちは 保健所で

                 殺されていくのです ・・・・ こんなのって 勝手がよくありませんか?」

                  ジャムは みんなに 問いかけた

                 「そうだ そうだ!」

                 「その通りだ!」

                  あちこちから 声が上がりました

                  ジャムは 言います

                 「人間は わたしたち 動物を飼うことで いやされると言います ・・・・ でも わたしたちは

                 どうでしょう? ・・・・ 片方では 可愛がっておきながら ・・・・ もう片方では 簡単に

                 殺してしまう ・・・・ わたしたちの命も 人間の命も 同じじゃないんですか?」

                  ジャムは 演台から 身を乗り出した

                 「そうだ その通りだ!」

                 「そうだ そうだ!」

                  議場中に 歓声が 広がった

                  アリサは また 身を縮めた



                 「議長!」

                  キツネが 手をあげた

                 「発言を 許します」

                  議長の声を聞くと ジャムは演台を降りた 彼は さっそうと 壇上にあがった

                 「みなさん! これまでの 意見を聞いて わかったと思う ・・・・ われわれは 

                 この何十年 この議会でも 何回も 人間の ”横暴さ” について 論じてきた!

                 その度に もう少し もう少しと ・・・・ 人間も 同じ生き物だからと 我慢をした

                 だけど 人間は 少しも 変わらないじゃないか! ・・・・ どうだ! いよいよ

                 われわれの手で 人間に 鉄槌を下そうじゃないか!」

                  キツネは 大きく こぶしをあげた

                 「うぉーっ!」

                  場内 われんばかりの歓声と なった             (つづく)

                    
                  
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                                                          第10話 自然界の法則



                    議長であるライオンは あたりを見渡すようにして 威圧しました

                   「次に 家畜と言われ 人間と生活しているものの 発言をゆるす」

                    この言葉に 促され ウシが 壇上へと 歩みました メスウシです

                   「あの わたしたちは 人間に ・・・・ 乳をしぼられ ・・・・ 子ウシとも離れ離れになり

                   最後には ・・・・ 最後には ・・・・ た 食べられて しまうのです ・・・・ 」

                    か細い声に 場内も 静まりました

                   「ほ ほんとは ・・・・ い いやなんです ・・・・ う うっ うっ うっ ・・・・」

                    涙ぐんでいます

                   「わ わたしは いいんです ・・・・ で でも ・・・・ こ 子どもが かわいそうなんです

                   子どもたちは 大きくなっら ・・・・ 食べられて しまうんです ・・・・ で でも ・・・・

                   そ そうしないと ・・・・ わ わたしたち ・・・・ い 生きていけないんです う うっ うっ」

                    メスウシは 泣き崩れてしまいました もらい泣き しているものも ありました

                    いっしょに来ていたオスウシが 壇上からいっしょに降りました



                    次に 壇上に上がったのは ブタでした
                   
                   「わしらは ・・・・ わしらは 人間に食べられるために 生きているんじゃ ・・・・ それでも

                   それでも いいんじゃ ・・・・ 」

                   「いいわけないだろーっ!」

                    ハイエナです

                   「そうだ そうだ!いいわけないぞ!」

                    キツネも けしかけます

                   「議長!」

                    ハイエナが 手をあげました



                   「発言を ゆるす」

                    威厳のある声です

                    ハイエナは 体をゆすりなが 壇上へと 上がった

                   「どうだい そろそろ 教えてやったら ・・・・ いつから こんなことになったんだぁ」

                    彼は あたりを 見わたした

                   「人間だけだろ?自然界の法則に 逆らってるのは ・・・・ ”弱肉強食”の法則を

                   もう一度 教えてやろうじゃないか!」

                   「いいぞっ!教えてやれ!」

                    キツネが 賛同します

                   「おれ達が 我慢をしているのを ヤツらは 知らないんだ!おれ達の世界は 強いものが

                   勝ち 弱いものが食べられるんだ ・・・・ それで 世界のバランスが 保たれるんだ!」

                   「そうだ!」

                    こんどは トラが 声をあげた

                    ハイエナが つづけた

                   「弱いものは 数多く生まれ 食べられることによって 増え過ぎないようになってんだ!

                   それがどうだ 人間は ・・・・ 弱いくせに ・・・・ ”万物の霊長”だと 笑わせるな!」

                   「いいぞっ!その通りだ!」

                   「そうだ そうだ!」

                    肉食獣たちが さわぎだした

                    ハイエナは 演台に両手をのせると 身を乗り出した

                   「それに どうだ!人間は 人間同士で争ってる 仲間同士で 殺し合ってるじゃないか!」

                    さらに賛同の声が 沸き起こった

                    彼の 独壇場となった

                   「おれ達は 仲間同士で 殺し合ったりなんかしない!それに ヤツらは おれ達の

                   住む場所も 勝手に奪ってる!山を削り 木々を倒し 水までも奪おうとしてる!」

                   「その通りだ!」

                    ひとりが 叫んだ

                   「人間を 食ってやれ!」

                    誰かが 叫んだ

                   「そうだ!食ってやれ!」

                    何名かが 唱和した 

                    そして それは 怒号のように 場内に広がった

                   「静かに! 静かにするんだ!」

                    議長の声も とぎれ とぎれにしか 届かない

                   「議長ーっ!あんたも 食べろーっ!」

                    誰かが 罵声を あびせた

                    その時だ

                   「ガォーッ!」

                    ライオンの雄叫びが 場内に 響き渡った         (つづく)


                    

                    

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                                                            第9話 会議の始まり



                     「アリサ ここに 座って」

                     「 ・・・・・・ 」

                     「これから みんなが 話すことを よく聞いてほしい」




                     「 ・・・・・・ 」

                     「アリサの順番が来るまでは しゃべっちゃ だめだよ」

                     「む むり むり だって しゃ しゃ しゃべるなんて ・・・・ 」



                     「それは ダメだ アリサは人間代表なんだ」

                     「だっ だっ だって ・・・・ 」

                     「ここから先は 僕には 会議の内容を記録し みんなに伝える役目がある」



                     「えーっ いなくなっちゃうの?」

                     「そうじゃない いつでも そばにいるよ ・・・・ じゃあ 頼んだよ」

                     「 ・・・・・・ 」



                     

                      

                      それでは ここからは わたくし「ジャン・プロビット」が 会議の模様を お伝えします

                      議場中央に構えます 議長「ライオン」よりの 第一声です

                     「諸君 今日は 遠方より よく集まっていただいた ただ今より 第67回 自然界平和

                     会議を開会する」

                      威厳のある声が 場内に響きわたった

                     「今年は これまで懸念されてきた 人間との関係性が いよいよ 危ないのではないか

                     との指摘を 数多くの仲間たちの声を基に 検証したい」

                      場内がざわついた 顔を見合わせるものや 声を発するものもある

                     「静かに! はじめに 動物園という 施設の中で暮らすものたちの 意見を聞こう」

                      そういうと 議長は 一匹のゴリラを 指名した



                      彼は ゆっくりと 壇上へと上がった

                     「あー われわれは 長年にわたり 人間との友好を図るために オリの中の生活をして

                     きました あー ほんとうは 山へ帰りたいと 思うこともありましたが 人間の子供たちの

                     よろこぶ姿を見ると これも いいかと思って ・・・・ 」

                     「うそ いうなっー!」

                      ヤジが 飛びます キツネです

                     「サルじゃ だめだ! 他を出せ!」

                     「サルは 人間の味方だ!」

                      場内が 騒然とします

                     「静粛に!」

                      議長の一声で 静まりました



                     「次に 同じく 動物園で暮らすものの 発言を許します」

                      議長は 整然としている 次に 壇上に上がったのは ゾウである

                     「えー わたしたちは 長い間 ジャングルの中でも 人間と共に 暮らしてきました

                     人間は わたしたちを 神のように 敬い 愛してくれました えー 時には 木材を

                     運んだり 人間を乗せて 歩いたこともあります えー 人間たちは わたしたちに

                     ”芸”を教えてくれ サーカスにも 出ました ・・・・ 」

                     「そうじゃないだろう!」

                      こんどは ハイエナが ヤジります

                     「ほんとのこと 言え ほんとのことをーっ!」

                      また キツネです

                     「静粛に!」

                      議長は 落ち着いています



                     「議長!」

                      手を 上げるものがあります よく見ると トラでした

                     「発言を ゆるします」
                     
                      議長の許可で トラは さっそうと 壇上に上がりました

                     「さっきから 聞いてると どうも 人間がいいヤツのようだが どうだ! いいかげん

                     動物園なんてものは やめちまったら ・・・・ あーん オレは うんざりしてるんだ

                     オレが オリの中をうろつくのは イライラしてるんだ ・・・・ なんにも わかっちゃ

                     いないんだ ・・・・ ときどき 吠えれば よろこぶ始末さ ・・・・ 」

                     「そうだ! そうだ!」

                      キツネが 威勢よく 賛同します

                     「もっと 言ってやれ!」

                      ハイエナも加勢します

                      俄然 場内が 活気づいてきました         


                                      (つづく) 

                       

                     
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                                                              第9話 到着しました!


                       ああ よかった〜 ジャン 来てくれたんだ〜 


                       「アリサ!遅いじゃないか?」

                       「ご ごめんなさい ・・・・ 」



                       「とにかく 急ごう!」

                       あ あ ジャン ち ちょっと 速すぎ

                       「ジャーン 置いてかないで!」



                       あー この道 さっき 曲がった道

                       真っ直ぐで よかったんだ

                       あれー ジャンったら もうあんな先にいるーっ!



                       はっ はっ はっ ・・・・ 

                       あれ? ジャンったら なに キョロ キョロ してんの

                       ここから 森に入るんだ 私も つけられてないかっと ・・・・



                       「アリサ ここからは 目隠しを してほしい」

                       「へっ どって?」

                       「ここから先への 行き方は 誰にも教えられない」



                       「えーっ!じゃあ 最初っから ひとりじゃ 行けなかったんだ」

                       「ああ 招待状の地図は 途中までだ」

                       あーあ 疲れて来ちゃった やだ やだ ・・・・



                       目隠しして 歩くのって なんか 怖そう

                       「ぼくの手を 離さないようにね」

                       「わかった」



                       なんだか ジャンの手って あったかい

                       あたり前か 哺乳動物だもね〜

                       それに やわらかいし



                       こうして 歩いてると 時間がわかんないのよね〜

                       もうずいぶん 歩いてる気もするし

                       さっきから 何聞いても ジャンも 答えてくれないし



                       あーあ もう いいんじゃない?

                       あっ!止まった

                       「ここで 目隠しは 取っていいよ」



                       よっしゃ! 到着しました

                       「えっ! ここはどこ?」

                       「ここが 議場の入り口だよ」



                       はーっ 大きな 洞窟? 

                       うーん トンネルかなぁ?

                       やっぱり 不思議の国への 入口?



                       「さあ アリサ ついて来て」

                       「う うん」

                       薄暗い ・・・・ お化け屋敷みたい ・・・・



                       あれあれ ちょっと 明るくなって来たよ

                       ありゃ 赤い ジュウタン

                       「これって どっかで見たよ?」



                       「そうだ! 学校で行った 社会見学!」

                       「 ・・・・・・ 」

                       「そう 国会議事堂 みたい!」



                       「アリサ これから 議場に入るけど 驚いちゃダメだよ」

                       「う うん わかった」

                       えーっと 実は こ・わ・い〜



                       「扉を 開けるよ ついて来て」

                       は は はい てっ てっ てと

                       ぎょっ 何だか 色んな声が 聞こえる


                       えーっ! ここどこ?

                       そ そこに いるのって ゾウでしょ? キリン? ゴリラ?

                       やだーっ みんな 人間の言葉 しゃべってる〜



                       「静粛に! 静粛に!」

                       だ だれ 中央の壇上から き 聞こえる?

                       あ あれって ラ ライオン?               


                                         (つづく)  

                       
                       

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                                                                第8話 は・じ・ま・る・よ


                         キョロ キョロ キョロ いないな

                         コソ コソ コソ つけられてないな

                         サッサッと バスに乗り っと



                         やっぱり いいのかなぁ〜 あ・た・し で

                         なんだかな 心配だなぁ

                         ん?



                         バ バスに ネ ネコが 乗ってる

                         う〜ん だれの ひざにのってる?

                         あれれ やっぱ ジャムじゃん



                         でもでも あのおばさんは みーちゃんのおはさんじゃない!

                         だ だれ?

                         「みゃーあ」



                         げっ ジャムのヤツ 返事しやがった

                         おー こわっ!

                         しかしなっ ついて来る気かなぁ いやだなぁ〜



                         「ブーッ!」

                         あーあ ついちゃったよ

                         いいかっ ここから まだ ずいぶん歩くし 山の中だし



                         よーし 走るぞーっ!

                         「ごめんなさ〜い!」

                         へ へーんだっ お先に〜



                         よし よし ここを 右に曲がっちゃえ

                         どれ どれ うん うん 着いて来ないよ

                         すこし 歩こう



                         えーっと さっき 右に曲がったから

                         この辺で 左に曲がって

                         あれ 前を歩いてるのは?



                         あれれ さっきの おばちゃんと ジャム?

                         まずい まずい これは まずい

                         もう一度 さっきの道に 戻って と



                         ふーう もう 走っちゃうよ〜

                         意外と わたし こう見えても 足はやいんだから

                         ああ 風が 気持ちい〜い



                         そろそろ 左に 曲がってと

                         よし よし 今度はいないよ

                         このまま まっすぐで よかったっけ?



                         あーあ なんだか 違うみたい

                         もう一回 左に曲がって

                         この道を まっすぐ 行って



                         う〜ん なかなか 森につづく 道が

                         見えないけれど 森は そこまで

                         近づいてるけど



                         いやだぁ〜 道に迷っちゃった?

                         どうしょう ・・・・

                         あーあ ・・・・



                         いま 何時だろ? 時計っと

                         いやだ〜 時間が な・あ・あ・い

                         やだ やだ あせ あせ



                         だれか だれか いなかなぁ

                         えっと えっと 教えてよ〜

                         もう ダメ〜 歩けない ・・・・



                         「アリサっ! こっちだっ!」

                         えっ! だれ ど どこ!

                         「こっちだーっ!」



                         あっ! ジャンっ!               (つづく)

                         
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