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    • 2016.04.04 Monday
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    No.4       星の精 オリビエ

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        川風が気持ちよく しばらく

       身体を 任せていた しかし 彼には 時間がない

       ペンダントに 「佐織」を インプットすると

       オリビエは 目を閉じ 強く念じた



       大きな門の 家の前についた   

       門の向こう側に いくつもの三角の屋根がみえる

       門は開いていた

       「こんにちは!」 彼は奥に向かって 声をかけた

       「・・・・・・・」 返答はない



       オリビエは 星の精である

       目を閉じ 耳を澄ました 確かに感じる

       生命の鼓動だ



       「どなたですか?」 後ろから 声がした

       初老の女性だ 

       「オリビエです」

       「オリビエさん?」

       少し間が開いたが 女性はにっこり笑った

       「中へ どうぞ」



       女性の後をついて 彼も歩いた

       やがて 家の奥へと 通された

       「おじいさん、おじいさん!」

       奥から男が 現れた どうも 耳が遠いらしい



       オリビエは 家の座敷に 通されると その男の隣に座った

       「お茶を 入れてくるわ」

       女性は 立ちあがった 彼の目は すぐに彼女の右足へといった

       そこには しッかりと結ばれた 「赤い糸」 が見えた

       もちろん相手は となりにいる おじいさんである

       すでに ゴールドに輝き始めている



       星の精には 2人が長きにわたり

       仲良く 暮らしてきたことが 手に取るようにわかった

       オリエントの星では この糸のことを 「金糸」と呼んでいた
                                      



       しばらくすると どこからか素敵な音色が聞こえてきた

       オリエントでは 聞かない音色だ     




       「お茶ですよ どうぞ」 女性が戻ってきた

       「この音色は なんと言いますか?」

       「ピアノよ まあ 珍しいはねぇ キミ子が弾くなんて」

       「キミ子って?」 彼は 気になった

       「わたし達の娘よ」



       その音色は途切れることが なかった

       春のそよ風のように また 夏の日差しのごとく 強く

       秋の木枯らしをせつなく 想わせ 冬のきびしさを知るかのように 心にひびいた



       オリビエは その音色に 心を奪はれた

       それはまた 彼に起こる 試練への 前ぶれでもあった




       


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        • 2016.04.04 Monday
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        コメント

        いつもにも増して、美しい表現ですね

        目をつぶると、イメージが湧き上がって
        きそうです


        ありがとうございます
        オリビエ君の試練が
        これから^^
        はじまるのですね


        おじいちゃんとおばあちゃんは仲良しさんなのですね



        キミ子さん^^
        登場ですね

        素敵な物語ですね

        いつも本当にありがとうございます
        あらっ、キミ子さんと何かが起こるのでしょうか? 
        期待感いっぱいです。
        •  太郎ママ
        • 2011/11/15 7:33 AM
        PONSUNさん コメントありがとうございます♪

        「いつもにも増して、美しい表現ですね」
        とても嬉しい言葉です!

        次回も頑張ります☆
        サニーちゃん コメントありがとうこざいます♪

        ここから「オリビエ」の本当の目的が見えてきます!

        次回をこうご期待下さい☆
        太郎ママさん コメントありがとうございます♪

        「キミ子」はこの先大切な登場人物となります!

        次回をお楽しみにいして下さい☆
        こんにちは、Minorpoetさん☆
        引き続き、とても素敵なストーリー♪

        「春のそよ風のように また 夏の日差しのごとく強く 秋の木枯らしをせつなく 想わせ 冬のきびしさを知るかのように 心にひびいた・・・・・」
        この文章を読んでいると私も心に響き〜
        何度も何度も読み返してしまいました♪
        キミ子さんが、久しぶりにピアノを
        弾いた・・・
        なぜ久しぶりなのでしょう?
        何か訳ありのお話の様ですね〜
        次回楽しみです。
        ありがとうございます☆
        マーブルさん コメントありがとうございます♪

        「春のそよ風〜心にひびいた・・・」の所は
        自分でも気に入っています!

        「キミ子」は大切な役割を果たすことになります♪

        次回をお楽しみにして下さい☆
        こんにちは〜

        とても素敵なお話ですねぇ〜
        神話のような児童文学のような流れ良いですねぇ〜
        児童文学の柏葉幸子さんみたいな雰囲気で素敵です。

        どう展開するのか楽しんで期待してま〜す。
        • haru
        • 2011/11/15 6:18 PM
        ハルさん コメントありがとうございます♪

        過大なお言葉を頂戴し恐縮です♪
        「児童文学」も一時志したことがありまして
        今は「詩小説」という分野があるかどうか
        わかりませんが、頑張ってます!

        次回をお楽しみにして下さい☆
        素敵素敵!
        って何度も叫びたくなります。

        穏やかな気持ちになれて、だけど最後の方でちょっとワクワクドキドキして・・・。

        早く続きが知りたいです。

        オリビエ君に、ほんと私も会いたいです。

        楽しみに待っていますね〜。
        夏雪草さんコメントありがとうございます♪

        素敵に思っていただけて嬉しいです!
        「オリビエ」もこれから目的に向かって進まねばなりません♪

        次回もお楽しみにしていて下さい☆
        実はこれより前を読んでないんですが
        それでも気になる詩ですね
        季節の表現がとっても綺麗です
        • すとりーと
        • 2011/11/16 8:41 PM
        すとりーとさん こんばんは♪

        「季節の表現がとっても綺麗です」

        とても嬉しい言葉です!

        ぜひ、前も読んでみて下さい☆
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