スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2016.04.04 Monday
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

                子猫の物語   5

    0

       実家に 着いた時には もう 日も暮れていた

       私は 実家に帰れる安心感と

       父と どう接していいかの 不安感が入り混じり

       頭も 胸もドクドクしていた



       玄関の 前に立った 

       「入れない」 心が叫んだ

       そんな様子を見てとった母が

       私のバッグをもって 先に入ってくれた

       「ただいまー!」

       「・・・・・・・・」

       母は どんどんと奥へといってしまう

       ずっと 抱いてきた「アイ」を ギュッと

       抱きしめ直した 足が出ない

       「マミちゃん、はよおいで!」

       奥で母が 呼んでいる



       数年ぶりに 家の敷居を またいだ

       「今夜は おかもちにしといたで さあ食べよ」

       私は 「アイ」をどうしようか 考えた

       すぐに 答えが返ってきた

       「そこに ゲージちゅうやつ 買っといたで そこに入れたり」

       母は そこまで 考えていてくれた キャットフードもある



       父は 先に食べて 自分の部屋にいるようだ

       「ほんと うれしなあ この日がくるのをまっとったんや」

       母は にこにこしながら 「赤飯」を 口に運んだ

       なんだか 箸が重たい 息も苦しい

       「どうかしたんか?」

       母の問いに 答えようとしたら

       涙が ポロポロ こぼれ落ちた

       悪いのは 私だ 勝手に家を 飛び出した

       なのに なのに なんで こんなに 優しくするの



       私は 涙をふきながら 必死に 食べた

       時々 「アイ」の鳴き声も 聞こえる

       嬉しかった ただただ 嬉しかった

       母と 円卓をはさんで 座るなんて



       すると 「ガラッ」と ふすまが開いた

       父が のっそりと 入ってきた

       「アイ」が 「ミャー」と 3回鳴いた

       私の 体は凍りついた





      ☆ ランキング 応援お願いします!
        
          
      人気ブログランキングへ
      にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ
                                              にほんブログ村

      スポンサーサイト

      0
        • 2016.04.04 Monday
        • -
        • 07:30
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        「どうかしたんか?」

        母の問いに 答えようとしたら

        涙が ポロポロ こぼれ落ちた

        悪いのは 私だ 勝手に家を 飛び出した

        なのに なのに なんで こんなに 
        優しくするの


        愛にふれ合った瞬間、でしょうか

        感動ものですね


        ありがとうございます
        こんにちは、Minorpoetさん。
        マユミさんと、お父さんの間に何があったのかは
        今は分かりませんが・・・
        「勝手に家を 飛び出した なのに なのに なんで こんなに 優しくするの」
        私もわが息子たちに同じことすると思います。
        やっぱり、家族なんですね♪
        お母さんも、アイちゃんのために
        ゲージ、キャットフードが用意され
        マユミさんと同様に、猫のアイちゃんも
        あたたかく迎えてくれ
        私は嬉しくて、ホッとしました。
        次回楽しみです。
        ありがとうございます♪





        マーブルさん コメントありがとうございます♪

        やはり本当の意味での「優しさ」は家族の中に
        ありますよね♪「マユミ」の凍りついた心を
        溶かすことは・・・。

        次回を乞うご期待下さい!
        PONSUNさん コメントありがとうございます♪

        「家族愛」そこにのみ真の安らぎがあるのでは
        と、思います♪

        次回をお楽しみにして下さい☆
        アイちゃんは私の心の叫び?
        面とむかって言葉にするのは難しい
        けれど。。。

        きっと、それぞれが想う心があるんだもの。
        • 小番頭
        • 2011/11/21 9:42 PM
        小番頭さん コメントありがとうございます♪

        いやぁ〜鋭いところを突きますね!
        クライマックスへと進んでまいります☆

        次回を乞うご期待ください♪
        おはようございます
        みのちゃんへ

        今回の記事は^^
        出て直ぐ
        何度もみさせて頂き 昨日は10回は、みて…
        ん〜赤飯かぁ、
        うちのお母さんも
        私に、お祝いで赤飯を炊いて頂いた味
        また^^
        お母さんは、必ず
        正月の元旦には
        小豆たっぷり、甘さ が程よい^^お汁粉を作って頂きました
        運がいいのか
        私が、親しく想いで お付き合いさせて頂きました方は
        私が、お母さんと呼ぶ方には^^
        赤飯は、祝いをなんだかんだで…作って頂いたり、年輩の友人には^^お汁粉を 作って頂いたり
        手作りの赤飯もお汁粉も格別な味わい
        幸せな気持ちになりますね
        私は^^食べたいと 想うと赤飯は作って 頂きますが、実に
        美味しいです
        赤飯は祝いの場には 昔から豆は貴重な食べ物で^^
        だから祝いの場には 赤飯なのと聞いた話しはございます♪
        久々に、赤飯が食べたい気持ちになりましたね
        アイちゃんは^^
        本当に、嬉しく
        幸せだと…
        想いながら^^
        飼い主の愛を感じ
        アイちゃんは嬉しく 鳴いていた様に
        飼い主の喜びをアイちゃんは自分の喜び だと… 想うのだと 勝手に^^感じて嬉しく想いながら昨日から、おりました
        いつも記事を読ませて頂き感謝致します
        ありがとうございます
        サニーちゃん コメントありがとうございます♪

        昨日は10回も読んで頂いたとの事、大変幸せです!
        「子猫の物語」がお母さんとの思い出につながって
        嬉しく思います♪

        次回も乞うご期待ください☆
        いつの時代も母親は優しく、父親は威厳があります。
        いや、この頃の父親は優しいばかりかしら?
        円卓や襖という環境からして、少し前の時代を思い浮かべています。
        続きが楽しみです。
        • 太郎ママ
        • 2011/11/22 9:02 AM
        太郎ママさん コメントありがとうございます♪

        ご推察のとうり、少し前の古き良き時代と言いますか
        不器用な父親が思春期の娘にどう接していいのか
        解らないというような設定です♪

        次回を乞うご期待ください☆
        あ〜っ!
        ちょうど良いところで、つづく・・・ですかぁ。

        こういう親の姿。
        典型的な日本の親ですね。

        娘の気持ち、とてもよくわかります。
        私も経験しました。

        そして母としての立場も経験しました。

        それだけに、ものすご〜くこの先が気になります。

        こんばんわ♪

        ご両親の気持ち、
        娘さんの気持ちが、
        とってもよくわかります。

        父親と娘、
        とってもデリケートな
        関係ですものね。

        少し前の我が家が思い出されます。
        • いちご
        • 2011/11/22 6:43 PM
        Minorpoetさん、こんばんは^^
        お休みするのやめることにしました〜。
        なのでまた遊びに来てくださいね^^

        >父が のっそりと 入ってきた
        お父さんとの対峙がどうなるのか、
        ドキドキです。
        続きをまた読みに来ますね^^
        夏雪草さん コメントありがとうございます♪

        どちらの気持ちもわかると言う素晴らしく
        嬉しい事です!この先がいよいよ・・・。

        次回を乞うご期待ください☆

        いちごさん コメントありがとうございます♪

        父と娘の関係をわかって下さりとても嬉しいです!
        デリケートな関係がこの後・・・。

        次回をお楽しみにして下さい☆
        りせさん コメントありがとうございます♪

        続行の件、了解しました!

        お父さんと「マユミ」どうなってしまうのか!

        次回を乞うご期待ください☆
        まだ続くんですね?
        展開が気になりまくりです
        父はいったいどんな姿だったのか?
        アイの正体も気になりますね
        • すとりーと
        • 2011/11/23 1:37 PM
        すとりーとさん コメントありがとうございます♪

        そうです!続くんですが、クライマックスに入ります♪

        次回を乞うご期待ください☆
        コメントする








           
        この記事のトラックバックURL
        トラックバック

        PR

        calendar

        S M T W T F S
         123456
        78910111213
        14151617181920
        21222324252627
        28293031   
        << May 2017 >>

        ローカルテキスト

         

        見つけよう!Amazon

        ドリームポケット

        ゴールデンアイ

        レインボーマップ

        recent comment

        recent trackback

        profile

        search this site.

        mobile

        qrcode

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM