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    • 2016.04.04 Monday
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            秘密結社 「ホワイト・キャット」

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                        第13話   進化論


       いつの間にか 日が落ちたのか あたりは なおさら暗く思えた

       マユミさんも 兄貴も 先生の次の言葉を 待っていた

       先生は 目を閉じたまま 動かなかった



       「先生!私は 人間として やっていけるのでしょうか?」

       兄貴にも 戸惑いが あるようだ

       神尾先生は うっすらと 目を開けだすと

       「これは 話しておこう」

       先生は身を乗りだし ふたりを見つめた



       「太古より 人間は 猿から 進化してきたと されている」

       「しかし 多くの学者の中には その進化のスピードが 他の生物とは ・・・・ 」

       先生は 目を閉じ 何かを思い出すかのようだ

       「そのスピードが 速いのは 途中に 何ものかが 手を加えたと ・・・ 」

       言葉を選ぶように 先生の 話は 続けられた



       「つまり 猿からの進化には 間違いないが その過程において 手が加えられている」

       「では それが 誰かという事じゃが ・・・・・ 」

       先生は 立ち上がり 窓際に立ち 外をながめた

       「信じるか 信じないかは 勝手じゃが いずれ歴史が 証明する」

       「人間の進化を 速めたのは 人間の言う ”神” じゃ」

       私には 難しすぎて 猫の脳では 理解不能に なってきた



       「太古の昔 壁画に描かれた 空から舞い降りた 羽の生えた神 ・・・・ 」

       先生は 遠くを見つめながら 大きく ため息をついた

       「その神こそ ・・・・ いや よそう」

       先生は また 兄貴とマユミさんの前に 座った

       「アイよ 君は クローン人間ではないのじゃ」

       先生は 兄貴を見つめた

       「君は 私の手によって 猫から進化した 人間じゃ」



       「猫から 進化した 人間 ・・・・・ 」

       兄貴は 繰り返すように つぶやいた

       「ちゃんとした 愛情を持った 人間じゃ」

       先生は 念を押すかのようだった



       神尾先生は ふたりを 車へと 送り出した

       「帰りは助手に 送らせよう」

       ひとりの青年が 出て来た

       私は また 助手席に 座り 

       車は 家路へと 向かった

                     



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        • 2016.04.04 Monday
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        • 23:31
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        コメント
        猫から進化したとは、面白いですね。
        世の中には猫の持つ特徴(身体的能力)の備わった人が居ます。例えば、体操選手とか? 面白いですね。
        どのように物語が進むか興味深々ですよ。

        猫から進化した人間

        面白いですね
        でも、実際にそのような人間が居るかもしれない
        と、ふと感じ入りました


        ありがとうございます
        あけましておめでとうございます♪

        >「猫から 進化した 人間 ・・・・・ 」
        そういうものがあるんですね
        たしかに予想を超えています

        不思議なストーリーでまだ続きがありそうですね!
        • すとりーと
        • 2012/01/02 9:50 AM
        おはようございます、Minorpoetさん! 猫から進化した人間とは、不思議なお話ですね〜 実際にいるのかしら?私、ニックネームが「猫ちゃん」だったのですが〜猫みたいだからと言われ…もしかして私の事かしら(笑)次回が楽しみです♪いつもありがとうございます☆
        明けましておめでとうございます♪
        >愛情を持った人間
        という言葉にぐっときてしまいました。どんな姿、形であれ、核になるのは「愛」ですね。今年もたくさんの愛を綴って下さい!
        太郎ママさん コメントありがとうございます♪

        「人間の進化」については色々諸説があるようですが
        自分なりの解釈です!

        次回も乞うご期待ください!
        PONSUNさん コメントありがとうございます♪

        人の顔をよく見ると「猫顔」「犬顔」「猿顔」等々ありますよね!

        次回も乞うご期待ください☆
        すとりーとさん コメントありがとうございます♪

        「人の進化」について考えていたらこの物語につながりました!

        次回も乞うご期待ください☆
        マーブルさん コメントありがとうございます♪

        「猫に近い人」「犬に近い人」「猿に近い人」いるような気もします!
        そう考えると人間も動物も、もっと仲良く出来るのでは♪

        次回も乞うご期待ください☆
        オスカーさん コメントありがとうございます♪

        そうですね!どんな動物でも生きる上での根本は「愛」だと
        信じたいです♪

        次回も乞うご期待ください☆
        吾輩は猫であるみたいです
        タミリンさん コメントありがとうございます♪

        確かに「漱石先生」の影響はあると思います!

        次回も乞うご期待ください☆
        Minorpoetさん、こんばんは。
        やっと追いつきました〜。
        こうして一気に読むのも良いですね。
        このお話、すごいです。
        なかなか奥が深そうだし、科学的な分野や社会的な分野が共存しているようで、そしてその底辺には、「愛」という暖かいものがあるのですね。

         「最後に君に必要だったのは 人間としての愛じゃ」

        このひと言がとても良いです。
        これからいったいどうなっていくのでしょう。
        楽しみです。

        夏雪草さん コメントありがとうございます!

        一気に読んで頂きとても嬉しいですね!
        その方が解りやすいかも知れませんね♪

        次回も乞うご期待ください☆
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